もののけ姫
天空の城ラピュタ
上映年/ 1986.08.02
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これも宮崎アニメ。
パズーが竜の巣を見て言った「空の城だ」という表現が何よりも素晴らしい。
以来、荘厳に育った入道雲を見ると、同様に「空の城だ」と感じるようになった。
海が聞こえる
新世紀エヴァンゲリオン
Love Letter
監督 /岩井俊二
上映年/ 1995
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岩井俊二監督作品。
2年前に山で死んだ恋人に送った手紙の返事が届くところから物語ははじまる。
それは、主人公の死んだ恋人と同姓同名の元同級生が返信したものなのだが、その同姓同名の元同級生が、同姓同名でありながら異性であるという設定が、単純になりそうなストーリーに良い味を加えている。
しかし、この映画をオススメする最大の理由はそんなストーリーの妙ではなく、全編通じての映像の美しさだ。
全てのシーンが「1枚の写真として成り立つ」と思えるほど、絵になる映像が続く。
中山美穂、酒井美紀、柏原崇と、絵になるキャストだから、それが尚の事際立っていて素晴らしい。
(ハル)
上映年/ 1996.03.09
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メグ・ライアン、トム・ハンクスの「ユー・ガット・メール」よりもずっと以前に、インターネット普及以前のメジャーWANだったパソコン通信でのコミュニケーションを描いた、時代先取りの邦画だ。
実際「ユー・ガット・メール」よりも面白いと思う。
内容は、「ハル」というハンドルネーム(以降HN)を使う冴えない男と、パソコン通信(インターネットではない)の会議室(今で言うならチャットルームか)で出会った「ほし」というHNの女性とのパソ通(ネット)恋愛物語。
ネットでのやりとりは、ディスプレイ上の文字だけというストイックな演出ではあるが、その淡々とした感じが、感情が伝わりにくいネットコミュニケーションを巧く表現できている。
今では当たり前なネット恋愛だが、当時はとてもアンダーグラウンドな感じで、そのせいかこの映画も全体的に暗いイメージが付きまとっているのが、時代を感じられて興味深い。
余談だが、深津絵里のラストシーンの笑顔は、以降彼女のファンになってしまった程にキレイだった。