#03: up the rise 〜北へ向かおう〜
kaleidoscope corporation 1994
スイートホーム、優しげな君の笑顔、静かに灯る暖炉の様
雪の降る寒い夜も、今じゃまるで遠い恋人の様
nouth island 街が白く輝き出したら
家に帰ろう! 君が来る夜に・・・
イルミネーション彩るfir-tree、窓から眺めて
冬の長い夜、いつの世も "O'Holy night"
佇むスノーマン、降り積もるアベニュー、両手を広げて、君がいる街へ・・・
窓明かり、ともしびとも、君へ向かう道標とモノクロのペイブメント
"I wish you a happy voyage." 君の言葉
閉ざされた街とともに "have not yet lost its shine"
Listen! Christmas carolの街の歌、舞い降りたら
家へ帰ろう! 遠き夢の国へ・・・
エンジェルフェザーのせた White birch、見渡す限りのフェアリーテール
暖かい夜、大好きなクリームシチュー、ホットポタージュ
テーブルの上、景色と君とのディナー
とどけ願いよ!
イルミネーション彩るfir-tree、窓から眺めて
冬の長い夜、いつの世も "O'Holy night"
佇むスノーマン、降り積もるアベニュー、両手を広げて、君がいる街へ・・・
エンジェルフェザーのせた White birch、見渡す限りのフェアリーテール
暖かい夜、大好きなクリームシチュー、ホットポタージュ
テーブルの上、景色と君とのディナー
とどけ願いよ! とどけ感謝よ! 君がいる街へ・・・
●song written arranged and performed by kaleidoscope corporation
linernotes of kaleido 2003
僕なりのクリスマスソング。
僕は北海道で生まれ育ったのだが、この楽曲を作っている頃は東京で一人暮らしをしていた。
東京のように、雪がほとんど降らない土地で冬を過ごしていると、北海道の深々と降り積もる雪が、逆にとても暖かく、懐かしく感じ、その雪のある冬、雪のあるクリスマスへの憧れを無性に歌にしてみたくなって、勢いで作った楽曲。
また、冬に流れるハウスクリームシチューのTVCMが、とても心温まって好きだったので、そのCMで使われるような曲を、というのも意識して作った。
よって詞の中にもクリームシチューという言葉を意識して入れてみたりもした。(笑)
ちなみに、この詞に出てくる「君」とは、恋人のことではなくサンタクロースのつもり。
また「イルミネーション」とは、当然札幌の大通公園のホワイトイルミネーションの事。
とにかく郷愁の年と、雪への強い憧れを持って書いた詞である。
ところで、タイトルの英題だが、たぶん意味はないはずだ。
以前、友人から「Down the dip」という Aztec cameraの曲の和訳が「南へ向おう」だと教えられたので、その反対の単語で強引に「北へ向おう」という意味にならないものかと安直な発想の元に付けた英語だからだ。