kaleidoscope world ver.3.0.4

#demo: another encounter

 kaleidoscope corporation 1999


2人で過ごしたたくさんの時だけは、変わることなく流れていった
月は人々に襲いかかる過ちや哀しみを優しく隠して・・・・

2人で過ごしたたくさんの時だけは、変わることなく流れていった
可能性ってやつを信じられなくなった、僕は道に迷った・・・・

でも旅に出て、初めてのストーリーを感じると胸が高鳴り、自然に全てを知りたくなるから
the encounter with someone decided the course of life

終わる世界、変わらない明日が来るの? 突然すぎる未来をそっとしまい
時はあやふやに、全てをすり抜けていく、途方に暮れた僕を残して・・・・

果てしない世界に両手を広げ、大きく息を吸って全てを受けとめよう、繰り返される思いを
the encounter with someone decided the course of life

人は罪にまみれ、やるべき事見失う、2人のあざやかな日々よ、oh sorry

でも旅に出て、初めてのストーリーを感じると胸が高鳴り、自然に全てを知りたくなるから
the encounter with someone decided the course of life
果てしない世界に両手を広げ、大きく息を吸って全てを受けとめよう、繰り返される思いを
the encounter with someone decided the course of life


●words : Eiji Sakou, Tomoichirow Hasu ●song : Tomoichirow Hasu
●arranged and performed by kaleidoscope corporation




linernotes of kaleido 2003



シャッフルの効いたグルーブ感のある楽曲。
しかし、初めに断っておくが、この曲は未完成である。
友人と冗談半分で何かのオーディションに出そうという計画を立て、1週間ほどしかない期限に合わせて無理矢理作ったものだからだ。
また、この曲以外の楽曲の制作環境とは違い、ミックスダウン時に使えるエフェクターが無かったなど、環境的にも不完全な中で制作したので、ちょっと音質的にも聴いてわかる程にダメダメだ。
しかし、この曲以外が全て10年近く、または10年以上前の楽曲なので、近年の作品として参考出展したいと思い、アップしようと思った。
色々と不満は多いが、原曲自体は詞曲共にとても気に入っているし、アレンジによるイントロの主旋律などは、この曲の主旨である人生の切なさ・儚さと、旅に出る時の未来へ向かう恐れと高揚感が表現できているようで、同様に気に入っている。
詞の内容だが、この詞中で言う「二人」とは、恋人達ではなく同性の友人同士を指しているはずだ。
曖昧な表現だが、それはこの詞の半分は友人が書いたものだから。
その詞を受け取り、僕なりに理解し、補足修正するにあたり、僕は「同性の友人同士」という設定で進めたので、結果的にはその設定が本筋となっている。
この曲以外の詞と比べて、大人になった自分の変化と、同様に周囲の友人達の変化によって生まれる虚しさとか、それでも付き合い続けることが出来る友人の存在の貴重さを感じたりとか、新しいモノを求めようとする気持ちを失いかけている自分を漠然と感じたりとか、当てのない旅に出て思い掛けない素晴らしい風景に偶然出会う事で、何か失い掛けたものを取り戻せるように感じたりとか、年齢を重ねた分、ちょっと内容が重くなったように感じる。
それが成長なのかどうか、今はまだわからない。