kaleidoscope world ver.3.0.4

#04: Dear...

 kaleidoscope corporation 1994


長い時間の中探していた
そんな気がする、君を思うと
幾つもの出会いの中
君の写真だけはポケットで笑っていた

見知らぬアベニュー have turned completely red.
秋の遠い空、よりそう恋人達
甘いカフェ・オ・レに手を添えて
ようやく馴染んだこの街、笑顔に・・・

君からのポストカード、月のウサギが照らしてる頃
君の左手が光る夢の中
Just I need your smile,now.
Dear my sweet, I love you.

いつも思い出すのは君の笑顔、窓の向こうの街のメロディーも
時が流れても変わらないだろう
やがて冬が来て have changed whole white.

願いを込めたコルクボード、1つに重ねたポートレート
違う月夜の下、僕は君のことを思うだろう
Just I need your smile,now.
Dear my sweet, I love you.

願いを込めたコルクボード、1つに重ねたポートレート
幸せのベッドの中で、またどこか知らない街で二人
いつの日にか、暮らす夢を見た、何も無くなったこの部屋にも
月のウサギだけは、変わることなく照らしていくのだろう
Just I need your smile,now.
Dear, my sweet Ilove you.


●song written arranged and performed by kaleidoscope corporation




linernotes of kaleido 2003



ガットギター弾き語りのラブソング。
曲を作り始める前の18・19歳頃にTM-Networkの「Confession〜告白〜」という曲を聴いて、いつか僕もこういう詞を書いてみたい、と思った想いから出来た曲。
詞が出来た時点で、元々ガットギターの音色が情緒豊かで大好きなので、既にガットギター1本でやろうと決めていた。
その思い通り、結構雰囲気ある楽曲になったと思うが、レコーディングのセッティングが今ひとつだったらしく、音には不満があり、悔やんでいる。
詞についてだが、過ごし馴れた街から遠く離れた街に引っ越してきた男が主人公。
詞中にあるコルクボードに貼ってあるポートレートの女性とは今も恋人同士なのか、引っ越すにあたって別れたのか、ただの憧れの人なのか、その定義はしていない。
また、その女性とどうなるのかの結末も定義していない。
この詞を聴いた人が思い思いの定義をして、彼らがどういう結末を迎えるのかを思い描いて貰えればと思い、敢えて定義しなかった。
あなたはどのようなシーンを思い浮かべただろうか。